キャリアプランはいらない 25.5.11

日記

どうもおはようございます、ションさんです。

本日は特に予定がありません。

なので、朝起きて新聞を読み、読書をしてブログを書いています。

書籍ですが、みなさん大好きクランボルツ先生の書籍です。

書籍名は「その幸運は偶然ではないんです!」

帯に書いてあることは、以下です。

「転機を活かして人生を変えた人たちのほんの少しの勇気ー心理学者・キャリアカウンセラーが読み解いた45人の心の準備…

もうキャリアプランはいらない

キャリアプランはいらない・・・。

キャリアコンサルタントは労働者のキャリア形成を支援をする専門家ですが…

キャリアを支援するのに、キャリアプランはいらないんです。

思い返せば私たちは小さい頃から今まで「計画通りに勉強しなさい!」「計画的立てたようにお金を使わないと破産するよ!」「思いつきでなくて計画どおりにやりなさい!」など言われて育った方が多いかと思います。

ですが、キャリアプランはいらないんです。

「いらない」と言っているのは計画ではなく、キャリアプランというところがポイントです。

そしてこの理論は受講生にも人気な「プランドハップンスタンス理論」を提唱したクランボルツ先生の書籍なんですね。

このプランドハップンスタンス理論を日本語で訳すと「計画的偶発性理論」なんです。

キャリアプランがいらないという意味には、理論的根拠があるんですね。

それをとてもわかりやすく45人の事例を提示してくれている本です。

この理論を活かすのに重要な要素があります。

好奇心・持続性・楽観性・柔軟性・冒険心(リスクテイキング)の5つです。

VUCA(変わりやすく、不確実で、複雑で、曖昧な)の時代になったと言われます。

そんな世界では、最初に決めた計画を実現させることにこだわっていては良い成果は生まれないんです。

10年前から今のAI時代が来ることを予測できた人がいたでしょうか?

5年前にロシアのウクライナへの軍事侵攻、イスラエルのガザ侵攻を予測できましたでしょうか?

日本の労働市場でも年功序列が崩壊しつつ、転職が当たり前になってきています。

トップダウン型経営が行き詰まっています。

過去の経験を今に活かすことが難しくなっているからという理由もあります。

まさにVUCAの時代なんです。

それまでは、キャリア理論の主流はマッチング理論や組織開発などが主流でした。

クランボルツ先生は自身の経験から、プランドハップンスタンス理論を提唱しました。

新しい時代に合わせたキャリア理論なんです。

クランボルツ先生はキャリアコンサルタント養成講習でもお馴染みのジェラット先生ともお友達なですね。

毎週末はテニスを楽しんでいたようです。なんだか親近感湧きますよね。

ジェラット先生も「連続意思決定理論」を時代に合わせて「積極的不確実性」を補う形で提唱しています。

未来は存在せずに予期できないものであり、左脳だけでなく右脳も使う、と言うような内容です。

またサビカス先生のキャリアストーリー、キャリアアダプタビリティなど、時代に合わせた理論も現れたんですね。

そして私たちキャリアコンサルタント、キャリアカウンセラーはこれら理論を折衷的に活かし、相談業務にあたります。

「それってあなたの意見ですよね」のようは世話好きのおばちゃん的な会話ではなく、理論に根ざした相談なんです。世話好きのおばちゃん的な人も社会にはとても重要ですが。

これからもキャリア理論は時代に合わせて、生み出されると思います。

これらを常に学び続けて、どうしたら相談者の役に立てるか、しっかり自己研鑽していきたいと思います。

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