生存本能 日記24.12.29

日記

どうもおはようございます、ションさんです。

最近よく思うことですが、意志の力の弱さについてです。

意志が強いことは一般的に良いこととされています。

どうして良いとされていることなのか?どうして弱いのか?と言う視点で見てみます。

良いとされている視点ですと、それこそ意志を貫くことは難しいことであり、凄いからです。

誰もが誰も意志を貫くことは難しく、みんな妥協してしまうのが一般的だからでしょう。

故に意志を貫くことはすごいことであり、それこそ偉人であるからこと成し遂げられた、とのことかららでしょう。

もう一つ、意志の力は弱いと言うことですが、意志は頭で考えたことであり、大抵が社会的に正しいことを達成するための場合に使われる力だからです。

「社会的に」と言う部分で生存本能と繋がっていない場合が多いからなのかなと。

人間はできるだけ長く生きるための仕組みが備わっています。

生存本能ですね。

うつ病も自分を守るための生存本能の面が大きいです。

もうこれ以上の無理ができない時に人間は生存するために朝起き上がれなくなります。

会社に行こうとしても体が動かないことは、うつ病の可能性が高いです。

活動が限界を迎えた時に、これ以上の無理は死んでしまうと動けなくするんですね。

さて、その意志の力と生存本能が対決すると、生存本能が圧勝し意志の力は完敗するんです。

人間の頭で考えたことは、何百万年も人間を生かしてきた生存本能に完敗するんです。

例えば、ダイエットをしようと年始から目標を立てたとしても、友人が来訪して人気のスイーツを持ってきて一緒に食べようと勧めてくれたら食べてしまうんですね。

「せっかく友人が人気のスイーツをわざわざ買ってきてくれたんだから、食べないのは失礼極まりない」と言い訳して食べます。

意志の力があっさり本能に完敗する例です。

年始から運動習慣をつけるためにランニングを始めようと目標を立てます。

1、2日はランニングをして気分も良く健康を実感します。ですが3日目、雨が降ります。

「雨で走ると風邪を引くかもしれないから今日はやめとこう」

これも現状維持バイアスという本能に意志は逆らえずに完敗した例ですね。

ではどうすればいいか?意志を本能に組み込むといいんですね。

これをしないと生命の危機といけないことにするんです。

例えば、私の場合だと「傾聴」ができないと仕事にならないので、学習をするようになります。

キャリアコンサルタントとして一流になる!のような意志だと続きません。

仕事で相談者の役に立つには、傾聴スキルが必要ですし、キャリア理論を身につけることが必要なんです。

目の前の課題に対して乗り越えられなければ、役に立たないカウンセラーになってしまう。

これは危機です。生存本能が脅かされます。

もう一つは、熟練の先生方と話をするには、キャリア理論・カウンセリング理論の基礎的な知識がないとついていけません。

実際先日の会合で交流分析の5つのタイプの話が出まして、何とか理解はできましたが自分のタイプをしっかり調べたことがありませんでした。

これは生存が脅かされる危機です。

次の日には「こころの耳」サイトの交流分析のタイプ診断をしました。

NPが高くCP、ACが低かったです。

次は話にもついていけそうです。

そうして学んでいくと自然と身になっていきます。

ということは、生存本能と学習したい内容を近づけることは大切と感じます。

人間の仕組みを知りつつ、行動に繋げることの大切さがこの歳になり、ようやくわかりつつあります。

まだまだいつも模索中ですが、楽しく過ごして悩みもなくなりつつあります。

50歳くらいまでには、もうちょっと掴めていくと思います。

頑張りすぎずに本能の力を使いつつ、楽しく過ごしていきたいと思います。

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