ソロモンシューズお別れ 日記24.9.14

日記

どうもおはようございます、ションさんです。

昨日はサロモンシューズ1代目でのラストラン10キロしてきました。

トップ画像のシューズですが、2022年2月に購入しておりました。

楽天の購入履歴から調べましたが、便利ですね。

1代目が右端のシューズなのですが、擦り切れ具合がひどいですね。

これで山を登り降りすると、すっ転びます。

踵部分は擦り切れてしまっております。

木の枝に引っかかって転んだこと、調子に乗って川の石をぴょんぴょんしている時に滑って濡れたこと、どちらも痛かった…。

痛さと記憶がセットになって残っています。

人間は生きるために生命の危険があることについては、しっかり記憶されるんですね。

失敗しないように脳が記憶に定着させるんですね。

記憶の定着は脳の海馬という部分に格納されます。

脳が優秀なのは、「痛さ」をあいまいに記憶させることです。

その時の「痛さ」を鮮明に脳に残すと人間は、もう2度とそのようなことをしなくなる可能性が大きいです。

ということはチャレンジしなくなるということです。

人間の仕組みで面白いのは、まずは「生きること」を第一優先として行動するように脳は仕向けてきます。

その一方、人間は新しいことも好みます。

「生きること」を第一優先にするなら、もう二度とチャレンジはしなくなりますが新しいことも大好きなのでチャレンジをしようとします。

狩猟採集民族の時代は新しいチャレンジ無くして生存は無かったんですね。

食料を探しに行くこと、獲物を捕獲しに行くこと無しには、生きながらえることができなかったんです。

ソファに寝そべって好きな映画を見ながら、ポテトチップをほおばることでは生きていけなかったんです。

狩猟採集民族はチャレンジすることで生きることができ、仲間と共にチャレンジして、家族や仲間のために食料を取ってきたんですね。

食料を独り占めせずにみんなのことを考え、家族や仲間のためを考える人物が貴重だったんですね。

それは現在の世の中でも一緒で、人のため、仲間のためを考える人が「いい人」として尊敬されます。

マハトマ・ガンジー、ネルソン・マンデラ、マザーテレサ…などなど。

協力することで人間は繁栄してきました。

人間は一つの能力では、どれも1番にはなれません。

足の速さではチーターに及びません。

力の強さでは熊にはかないません。

ですが協力することで、ここまで繁栄してきました。

だから協力できる人、協調して物事をなすことができる人、他人を気遣える人が尊敬されるんですね。

ですが、人から尊敬されたいから、他人を気遣うのは違います。

ここでカウンセリング理論が登場してきます。

「人はみんな尊重すべき存在である」これがなければカウンセラーとしての傾聴はできません。

世の中に「傾聴」という言葉が広く知られました。

ですが、本当の傾聴の意味はまだまだ社会に浸透していません。

私もここ何年かで学習して、意識しインプットし常にそう考えるように努力しています。

人間には価値観というものがあり、自分のそれと照らし合わせて人を見てしまいます。

自分と価値観の違う人に対して、尊重することは難しいのが本音だと思います。

ですが、カウンセラーは自分の価値観を横に置いておきながら、比べることではなく相談者に寄り添います。

これが傾聴の条件の一つ「無条件の肯定的配慮」ですね。

知っていることとできることは違うと改めて思いますが、これからも自己研鑽を続けながら自分の目指すカウンセラー像を追求していきたいと思います。

では1代目のソロモンシューズとお別れです。

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