どうもおはようございます、ションさんです。
先日のACCNオンラインイベントは古宮昇先生が登壇してくれました。
ACCNはオールキャリアコンサルタントネットワークの略で、キャリアコンサルタントの熟達者の方に登壇してもらうことが多いです。
古宮先生は、心理療法でのカウンセリングを主としてクライアントを支援されています。
ですので、キャリアコンサルタントではないのです。
その時の支援で何を考えているかお話いただきました。
「ただただ相手を大切に思う」
一般的にキャリアコンサルティングの実技試験では「基本的態度」「関係構築」「問題把握」「具体的展開」が評価区分です。
ですので、心理療法のカウンセリングとは少し違います。
ただカウンセリングは折衷的な関わりが必要です。
折衷的とはひとつの理論だけでクライアントを支援することではなく、あらゆる理論をクライアントの状態・状況に合わせて使用することです。
例えば傾聴をベースとして行動化を支援するために認知行動療法を使用する、といったことです。
ですので、キャリアコンサルタントも心理的療法を学習することがクライエントの役に立つのです。
机に向かって学習することだけが勉強ではなく、人生全ての経験が学習です。
そして理論は沢山の事例を集めて、「こういった場合はこうなる」ということがベースになっています。
ですので、キャリア形成がうまく行っている人は何らかのキャリア理論に当てはまっているはずなんです。
自分のキャリアがうまく行っている時、ハンセンが提唱している4Lのバランスがうまく行っているんでしょうか?
偶然のチャンスをものにできているのは、あなたはクランボルツが提唱する5(ファイブ)スキルの好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、リスクテイキングを生かしているからではないでしょうか?
仕事での危機を脱すした経験は4S(自己、状況、支援、戦略)を意識して行動していたからではないでしょうか?
これらを意識して毎日を送ると楽しいです。
キャリアコンサルタントは経験で相談をする訳ではなく、理論で相談を行います。
だから、どんな職業のクライアントの相談にも乗れるんです。
本日もご訪問いただきありがとうございました~
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