こちらの教科書がキャリアコンサルタント講座の主要なテキストとなっています。
今回はキャリアコンサルタント講座では、どのような内容を学ぶのかの全体像を書いてみます。
ひとつひとつを詳細に説明するのではなく、だいたいこんなことを勉強するんだな~くらいに感じてもらえると嬉しいです。
ひとつひとつの項目や言い回しは難しく感じるかもしれませんが、ここでは全体像だけ掴んでもらえたら良いのかなと思います。
ちなみにテキストの厚さはこのようになっています。
厚さ約3センチ!結構なボリュームですね。では内容を見てみましょう。
大きくは4つ
学習する内容は大きく4つに分けられます。
①キャリアコンサルティングの社会的意義
②キャリアコンサルタントを行うために必要な知識
③キャリアコンサルタントを行うために必要な技能
④キャリアコンサルタントの倫理と行動
以上の4つについて、それぞれの中身を見ていきましょう
①キャリアコンサルティングの社会的意義
- 社会及び経済の動向並びにキャリア形成支援の必要性の理解
- キャリアコンサルティングの役割の理解
②キャリアコンサルタントを行うために必要な知識
- キャリアに関する理論
- カウンセリングに関する理論
- 職業能力開発の知識
- 企業におけるキャリア形成支援の知識
- 労働市場の知識
- 労働政策及び労働関係法令並びに社会保障制度の知識
- 学校教育制度及びキャリア教育の知識
- メンタルヘルスの知識
- 中高年齢期を展望するライフステージ及び発達課題の知識
- 人生の転機の知識
- 個人の多様な特性の知識
③キャリアコンサルティングを行うために必要な技能
- 基本的な技能
- 相談過程において必要な技能
④キャリアコンサルタントの倫理と行動
- キャリア形成及びキャリアコンサルティングに関する教育並びに普及活動
- 環境への働きかけの認識及び実践
- ネットワークの認識及び実践
- 自己研鑽及びキャリアコンサルティングに関する指導を受ける必要性の認識
- キャリアコンサルタントとしての倫理と姿勢
まとめ
これらを講義では学びます。実際の講義では項目③の技能面に大きく時間をさきます。
というのも、知識などは自宅学習などでひとりでも勉強時間を確保することができます。
ですが、技能に関しては自分ひとりではできないことが多いからです。
そしてテキスト内の理論や技能はもちろんのこと、現在の社会情勢の動向の把握が欠かせません。
基礎的な土台を築いた上で、日常生活での情報収集・専門機関との連携・自己研鑽が大切なんです。
より役に立つキャリアコンサルタントを目指して一緒に学んで行きましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました~
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