筋膜の使い方 日記23.7.12

日記

先日購入した書籍「ナチュラルボーンヒーローズ」を読んでいます。

どうもおはようございます、ションさんです。

こちらは主に通勤電車で読んでいます。電子書籍「楽天kobo」です。

楽天のヘビーユーザーなので毎月1冊を購入しています。

毎月本を1冊、電子書籍を1冊なんです。

この「ナチュラルボーンヒーローズ」は900ページもあります。

ションさんのテーマ「GO WILD」を形成する書籍の一部です。

「BORN TO RUN」と同じ著者が書いております。

内容を簡単に説明します。

「人は生まれながらに素晴らしいものを持っている。文明社会でそれを忘れてしまっているだけ」

というテーマに第二次世界大戦でのクレタ島でのドイツ軍とイギリス軍とレジスタンスの物語が語られます。

小説の中に、そのようなテーマが語られ話が現代に戻ったり、人間の能力が説明され科学的根拠も示しながら、主要の物語が進んでいくという、何とも珍しい読み物です。

アメリカの著者なのですが、言い回しも独特で読んでるうちに興味をどんどん引き出されます。

そこで本日のタイトルの筋膜が紹介されます。

筋膜とは皮膚の下にある人間の全身の筋肉を包む膜です。

この膜は繋がっており、弾力性があり、縮んだり伸びたりします。

この筋膜を有効に使うことが人間という生き物の最大の特徴らしいです。

汗をかいて内部体温を下げるシステムは人間独自の機能です。

他の動物には無い機能が、なぜ人間には備わっているかが語られています。

それは動物を何時間も追いかけ捕捉するためのシステムなんです。

狩猟採集民の時代獲物のレイヨウ(鹿のような動物)を追いかけ捕捉しようとした時にどうするか。

レイヨウが疲れ切って倒れるまで人間は追いかけ続けます。

槍や縄で捕まえるんではなく、走り続けて捕まえていたんです。

動物には汗をかいて内部温度を下げるシステムがありません。

ですが、人間は汗をかいて内部温度をさげ走り続けるスタミナもあります。

そのスタミナは糖分からではなく脂肪から生み出されます。

脂肪のエネルギー量は膨大で糖分からとは比べ物にならないくらいなんです。

そんな特徴を人間は持っているにもかかわらず文明社会では、全く活かす機会がなくなっているんです。

現代人は糖分の摂りすぎで、脂肪からエネルギーを作り出すことができなくなっています。

人間の体はまず糖分からエネルギーを消費します。

糖分を消費しないから脂肪は消費されず蓄積だけされていくんです。

甘い食べ物を摂り続け、運動もしなければ、本来人間の持っている機能が失われます。

白い砂糖には中毒性があります。

狩猟採集民の時代には、糖分は貴重だったんです。

積極的に取り込むことが生命の維持につながるように人間の体はできています。

ですが、今は糖分をたっぷり含んだ甘いものが、いつでも好きな時に摂ることができます。

狩猟採集民の時代にはほとんど出会えなかった貴重な甘いものが、今は好きな時に食べることができてしまうんです。

砂糖は精製されていますので、高純度の糖分です。狩猟採集民の時代には存在しませんでした。

そんな危険な食べ物を食べ続けた結果が、糖尿・うつ・肥満につながっているんです。

そんな人間の中毒性を狙って企業は安くて甘い食べ物を売り続けます。

白い粉を人間にぶち込むビジネスです、怖いですね。

筋膜からそれにそれてしまいましたが、筋膜にも本来の人間的な力を発揮する重要な役割が備わっているようです。

これを読んでから、筋膜の弾力性を活かした歩き方をやってみています。

ウォーキングの時に足を運ぶのではなく、筋膜の伸び縮みを活かして跳ぶように歩くんです。

筋肉の力を使わずに、ポンポン進んでいくイメージです。

スタミナを温存しながら、どこまでも歩いていけそうな感じがします。

「ナチュラルボーンヒーローズ」まだまだ序盤ですが、今後も楽しみです。

トップ画像は日曜日産業カウンセラー講座の合間に食べたランチです。

ご飯なし=糖質なしにしてみたんですよ。

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