どうもおはようございます、ションさんです。
トップ画像は「ミヒャエル・エンデ著書 モモ」です。
図書館で借りて読んでいます。
最近はカウンセリングやキャリアコンサルティングの本ばかり読んでいるのですが、こちらの本を読んでいます。
日経新聞の土曜日か日曜日のコラムで紹介がありました。
「モモは聞くことの才能があり、モモに話を聞いてもらうと悩みやいざこざもなくなり、本当の自分を取り戻せる」とありました。
これって”傾聴”そのもの!とその時感じました。
今は17章まで読み進めたのですが、物語系の本を久しぶりに読んだのですが、とても読みやすい。
集中して読まなくてもスーっと内容が頭に入ってくる感じです。
キャリアコンサルティング本やカウンセリング本は教科書的な内容が多く、頭をフル回転しないと理解ができません。
ましてや知らないことが多く書かれているので、理解するのもやっとという本もあります。
まだまだ熟練レベルにはすごーく遠いので、だんだん理解できるようになるんだろうなと・・・・焦らず読み進めてます。
実際キャリアコンサルタントの本などは当初読んだ時は訳が分かりませんでした。
理論家が出てくるのですが、それが飛び飛びで出てきて、「転機」の章で現れたり、「高齢者支援」の章で現れたりします。
なんてややこしい登場の仕方するんだ〜!と当初は思いましたが、しっかりと理由がありました。
理論家ごとに登場させるのではなく、支援内容ごとに様々な理論を使う(折衷)ことが大切という理由があると思われます。
キャリアコンサルティング支援を学習する際によく言われました。
「理論ありきではなく、相談者の役にたつ理論を折衷的に使いこなすことが必要」
折衷的とは様々なものの良いところを組み合わせるという意味です。
「和洋折衷」の”折衷”ですね。
さて、「モモ」ですがカウンセラーにはぜひ読んでほしい本です。
共感的理解や沈黙がしっかりと描写されております。
ミヒャエル・エンデは来談者中心法をよく知っていたんでは?と思わせてくれます。
そして時間に追われる大人たちと時間を支配しようとする灰色の銀行員。
今の社会の問題にも通ずる、とても示唆に富んだ内容です。
まだ最後まで読んでいませんが、最後はどんな結末か楽しみです。
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