どうもおはようございます、ションさんです。
3回に渡り、中核3条件「受容」「共感」「一致」を解説してきました。
傾聴に大切とされている3条件ですが、「ロジャーズはそんなこと言ってないよ〜」と諸富先生がびっくり発言!までを前回までに書きました。
というのは、ロジャーズは3条件にそこまでこだわっていないとのことです。
ロジャーズの発見
ではロジャーズが中心として発見した事は何か?
それまでカウンセリングというと助言や指導をして問題を解決することが一般的でした。
ですがロジャーズはクライエントに対する助言や指導を一才やめたんです。
そして聴くことを中心にやったんです。
するとクライエント全員に同じ変化が起きたんです。
ロジャーズが傾聴をすることにより、クライエントが自分で問題を解決や自己成長するようになったのです。
全員が全員同じ変化が起きたと言っています。
これをロジャーズが発見したんですね。
ロジャーズはどのように聴く?
ではどのように「聴く」ことをしたか?
聴くことに必要な要素として、今まで解説してきた「受容」「共感」「一致」があったと言うことなんです。
クライエントの自己成長や問題解決に必要なカウセラーの態度が「受容」「共感」「一致」と言うよりかは、クライエントが自己成長や問題解決の変化に至った聴き方を確かめると「受容」「共感」「一致」があったと言うことなんです。
さらに諸富先生はこう言います。
学習での「3条件」の背景
「生徒たちに教えるには”中核3条件をしっかり学びなさいよ〜”と言うと分かりやすいもんね」
と学習の背景も赤裸々に教えてくれました。
カウンセラーとクライエントがカウンセリング(傾聴)を通して、「どこにいくか分からない変容の旅に身を委ねること」
決してカウンセラーがクライエントの問題解決の終着点として導くと言うことではなく、体験をたゆたうことが本当のクライエントの支援になる、と優しく教えてくれています。
クライエントは社会のパターンに従ったことをやめて、内臓感覚でものを考えるようになる。
人は誰か一人にでも心から信頼され受容され自分を語ることで成長できます。
難しく考えずとも、人は本来の自分を取り戻せば自ずと成長できるし問題解決もできる。
カウンセラーが人間尊重を基本とし、人間の本来の力を信じることは、このことに繋がってくると感じます。
今回、日本産業カウンセラー協会中部支部主催「諸富先生オンライン講義」を受講して本当に良かったです。
まだまだこれからも継続して学んでいきたいと思います。
本日もご訪問いただきありがとうございました~
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