「キャリアコンサルタント」とは?その②相談者支援 ションさん日記22.6.2

キャリアコンサルタント

ションさん最近家に戻ると22時にはぐったりして眠くなります。運動し過ぎかな?と今日は運動休養デーにしてみようかと思ってます。結果が楽しみです。

どうもおはようございます、ションさんです。

キャリアコンサルタントが支援できること

キャリア相談にくる人は様々で、仕事経験も人生経験もバラバラで、年齢も色んな人がいて、いろんな問題をかかえて、元気な人や元気じゃない人、職を探している人、転職しようと考えている人。」

そんな多種多様な人を前にキャリアコンサルタントが支援できることは何かあるのでしょうか…..?

昨日の日記はこちらの内容でした。今日はその疑問点を明らかにしていきましょう!

結論は「答えはキャリアコンサルタントが持っているのではなく、相談者自身が持っている」だから大丈夫なんです。

これはどのようなことかを説明しますね。

実は答えを相談者自身が持っているんですが、考えがまとまっておらず本人が理解していないだけなんです。

キャリアコンサルタントと相談者が話を進めていく過程ではこのようなことに注目します。

事柄(ことがら)に対して、本人がどうなりたいのか、何が問題点なのか、相談者自身はどう考えているのか、などを相談の中で深めていきます。

これを「自己理解を支援する」と言います。相談者は自己の中にある答えに気づいておらず思考がぐちゃぐちゃなのです。それを本人の言葉で語って頂く事によって、問題点、本人の願望などを整理していきます。

この整理する作業が、自分一人でやろうと思ってもできないんですよね。

こんな経験ありませんか?

皆さんもこんな経験は無いでしょうか?

本人「すっごく悩んでいることがあったんだけど、友人に打ち明けて話していたら気持ちが軽くなった。なんだか問題が解決するような気がして元気が出た~」

これは本人が友人に話をすることによって、問題点を整理して自己理解を深め、次にやるべきことが分かったからなんですね。

ここで聞く側の友人にありがちなことは、思いっきりアドバイスをしてしまうことなんです。

友人「俺の経験からすると、お前の考え方が悪いな。まずはそのやり方が正しいのか誰かに確認したのか?市場を分析してやることやらないことをはっきりしてから始めるべきだろ?そんな努力もしないで成功しようなんて駄目じゃね?第一に睡眠をしっかりとってるのか。身体が資本なんだから、健康であってこそ頭がすっきりしていい考えが..ウンヌンウンヌン」

もう聞いてるだけで嫌になりますよね、むしろ聞かなきゃ良かったとなるかもしれませんよね。

悩んでいる人へのアドバイスは必要ないんです。答えは本人が持っているからです。

じゃキャリアコンサルタントは話を聞くだけなの?いいえ、聞くだけじゃないんです。

皆さんは悩んでいる時にどんな人に相談したいですか?さきほどの友人のような人に相談したいですか。ションさんは相談したくないです笑

どんな人に相談したい?

相談したい人にはこのような特徴があるのではないでしょうか。

信頼関係のある人、相談内容をペラペラしゃべらない人、話を合わせるのではなく嘘偽りなく聞いてくれる人、自分のことのように共感して聞いてくれる人、自分の考えを否定しないで聞いてくれる人。

このような人に相談したいですよね。はい、まさにこれが「キャリアコンサルタント」に求められることなんです。以下にまとめています。

  • 信頼関係のある人→「傾聴」で信頼関係を築く
  • 相談内容をペラペラしゃべらない人→キャリアコンサルタントには「守秘義務」が課せられている
  • 話を合わせるのではなく嘘偽りなく聞いてくれる人→「自己一致」いつでも嘘偽りのない自分であること
  • 自分のことのように共感して聞いてくれる人→「共感的理解」あたかも相談者のことを自分自身のことのように理解すること
  • 自分の考えを否定しないで聞いてくれる人→「無条件の肯定的配慮」相手を否定せずに受けとめる

こんな人にだったら相談してもいいですよね?

なのですが、これは本当に難しく簡単なことではないと講師の方もおっしゃっています。

次回の記事はこちら

記事「キャリアコンサルタントカテゴリー」の次の回では、傾聴、守秘義務、自己一致などなどキャリアコンサルタントで必要とされる事を紹介していきますね。

本日もご訪問いただきありがとうございました~質問疑問お待ちしてま~す

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