ICレコーダー②事例記録検討

キャリアコンサルタント

受講日6日目でコンサルティング内容をICレコーダーで録音しました。

宿題としてICレコーダーの内容をもとに「事例記録」を作成、7日目に持ち寄ります。

前回の記事ICレコーダー①はこちらです→https://mozswedenblog.com/nikki22-6-21/

事例記録用紙は以下のように構成されています。

こちらの事例記録用紙はあくまでも一例でいろんな書式があるとのことでした。

では用紙の内容を項目ごとに見ていきましょう。

①相談者情報

こちらの欄には性別・年齢・学歴・転職歴・家族構成など相談者についての情報を記入します。

この際に注意することは相談者の名前をそのまま記入しないことです。

やりがちなのが鈴木イチローさんが相談者だとして「S.Iさん」と記入してはいけません。

基本的に第3者に見せることはありませんが、見る人が見ると誰の相談内容か分かってしまう可能性があるからなんです。

そのため、Xさん、Zさん、Qさんと記入されていれば万が一用紙が第3者に見られたとしても分からないからです。

②面接日時

こちらはコンサルティングを行なった日時を記入します。

③相談の概要

コンサルティングの内容を簡潔に記入します。

記入のポイントはこちらです。

1.何が起きて

2.相談者がどう思って

3.相談者がどうしたいのか?

この3点に絞ると概要が分かりやすいですね。

④相談者の話した内容で特に気になったところ

実際に相談者が話した内容を記述していきます。

コンサルティングでいろいろな話をしていく中で、ポイントとなってくる相談者の言動があります。

それをキャリアコンサルタントとして「特に気になったところ」として記入します。

その際キャリアコンサルタントも受け答えをしている言動については( )カッコで記入して相談者の発言と区別できるようにします。

⑤所感(キャリアコンサルタントの見立てと今後の方針)

④相談者が話した内容で特に気になったところを記入しています。

そのキャリアコンサルタントが注目した相談者の発言に対して、どのような点が相談者が悩んでいるのか、どのような環境などが問題なのか等を記述します。

いわゆる「キャリアコンサルタント目線の見立て」です。

そして「見立て」をした上で、どのように相談者を支援していくかの方向性(方針)を記入します。

き継ぐことが大切と感じました。では次回も同じ相談者に同じキャリアコンサルタントが

まとめ

初回のキャリアコンサルタントが相談者に対して、次の面談でもコンサルティングも担当できるとは限りません。

その為、事例記録では次回担当するキャリアコンサルタントへ相談者の情報を分かりやすく伝えることが大切と感じました。

正確な事例記録があれば、キャリアコンサルタントが代わったとしても意味のある進展したコンサルティングに望めるのだろうと思います。

ICレコーダーを聞きながら事例記録を作成することは、相談者の発言が気になった場合は戻って聞き直すことができます。

せっかく初回に相談したのに、また最初からスタートするのでは相談者にとっては進展が

コンサルティングの場面では気づかなかったことがICレコーダーを聞きなおしてみると気づくことも多々ありました。

ICレコーダーは相談者支援では大きな武器になると感じました。

ですがICレコーダーで面談内容を録音されることに相談者は難色を示すこともあるかなと思います。

相談者へICレコーダーを使う意味を丁寧に説明して承認してもらうことも必要と感じました。

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