こちらの記事では厚生労働省発行のリーフレットを紹介しています。
記事の最後にリーフレットをダウンロードできるURLも載せていますのでぜひご活用ください。
皆さまがキャリアコンサルタントを目指すきっかけにもなればと思ってます。
キャリアコンサルタントとは?
キャリア形成や職業開発などに関する相談・助言(キャリアコンサルティング)を行う専門家です。
2016年4月より職業能力開発促進法に「国家資格」として規定されました。
法律上の守秘義務・信用失墜行為の禁止義務が課せられています。
これらを違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられるんです。
キャリアコンサルティングを活用すると
企業でのキャリアコンサルティングを活用するとどんな効果があるのでしょうか。
- 社員との信頼関係を構築し、社員が抱える課題を把握できるようになります。
- 社員の自らの課題の気づき、自発的な職業能力の開発などの取り組みを促すことができるようになります。
職業能力開発促進法では、従業員へのキャリアコンサルティング機会の提供が企業の努力義務となっています。
キャリアコンサルタントになるステップ3つ
キャリアコンサルタントになるにはどうすれば良いのでしょうか。
- 養成講習の受講 19の機関があり、主要都市で受講ができます。
- 国家試験の受験 学科試験・実技試験を受験することができます
- キャリアコンサルタントの登録 キャリアコンサルタント名簿に登録します。
これら3つのステップでキャリアコンサルタントとして活躍できます。
「キャリアコンサルタント」導入のメリット
では、企業でのキャリアコンサルタント導入によるメリットはどのようなことでしょうか。
【直接的な効果】
上司・部下のコミュニケーションの促進
社員の意識や職場の課題把握
【人事施策との相乗効果】
社員の定着促進
社員の職業能力の向上
【広範な経営施策との相乗効果】
業績の向上
生産性の向上
これらの効果が「キャリアコンサルティングに関する調査・報告」で明らかになっています。
以下のグラフをご覧ください。
相談経験あり(青)が相談経験なし(オレンジ)をいずれも上回っています。
相談による効果
キャリアコンサルティングを実際受けてみた方のアンケートです。
下の左側グラフですが、専門家であるキャリアコンサルタントに相談した場合の効果が明らかです。
それ以外に相談した場合との違いがはっきり出ています。
下の右側のグラフです。正社員、正社員以外でも「役に立った」と回答した方が9割近いです。
今回説明した内容は以下のURLよりダウンロードできます。
https://www.mhlw.go.jp/content/11800000/000522295.pdf
企業での導入の後押しになるリーフレットとなると思います。
ぜひご活用ください!
ションさん所感
勉強してみて思うのですが、やはりキャリアコンサルタントは企業にとって必要と感じます。
会社で働いていると中々相談しづらい悩みというのは多いものです。
例えば直属の上司と全く合わない場合はどうしますか?人事に相談しますか?
人事に相談すると結局は上司に話が戻っていき社内で仕事を更にし辛くなる。ってことも想像して相談できないですよね。
ですが、キャリアコンサルタントはキャリアの専門家であり、守秘義務も課せられています。
上司に話が戻ってしまうようなこともないんです。
仕事をしている以上は色々な悩みもあると思います。
そんな時に人は話を聞いてもらうだけでも問題の整理が進み、自分が進むべき方向(自己理解)が分かる場合があるんです。
キャリアコンサルティングを受けるにあたって、相談者は特別な準備は必要ないんです。
こんな人が企業にひとりいるだけで会社は変わると感じます。
みんながみんな輝ける社会を築くための強力な仕組みだと感じます!
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