著者:川下和彦・たむらようこ
出版社:アスコム
発売日:2021年2月13日
ページ数:195ページ
ションさんの世代は「がんばる」が当たり前の雰囲気の昭和です。
しかしながら頑張ることに少し違和感を感じていた今日この頃、こちらの本はとても腑に落ちました。
こちらの本は「がんばらない戦略」を物語形式に紹介しています。
がんばらない戦略=がんばらなくてもうまく行く戦略 と言った具合です。
印象的な登場人物達が頑張らない戦略を具体的に語ることで、本当に分かり易く読者に届けようと良く考えられています。
成功法則はちまたにあふれているが実行に移せない人がとても多いんです。
これを何とか読者が行動に移せるように、読者ががんばらなくても何とか成功できるようにと、良く考えられているなと思いました。
どんな戦略があるの?
- 意志の力には限りがある いつも着る服を決めておく 人は1日に10回しか選択できない。
- 発想の転換 つまらない、嫌なことをゲームとしてしまう。
- シンプルな習慣ときっかけを決める 段取り多すぎると続かない→めんどくさい
- 無意識の力を引き出す できるようになった行動を何度も繰り返す
- 習慣になるまではご褒美を用意 苦しいことを続けたらケーキを食べられる…のように
- やろうと決めたことは宣言して予約する 周りに宣言して、やることを予約
- 一定のリズムで同じ行動を繰り返す 毎日21:00に就寝のように時間を決める
- やったことを記録する 行動の蓄積が目に見えると努力を無駄にしたくなくなる
- 夢をかなえるためにがんばらない 意志が弱いと言うことでは無く、習慣を味方にする
- 得意なことを見つけて意志力の消耗を抑える 好きなことでは消耗しない
結論
「無理をせず好きなことを実行に移して習慣化すること。」
やはり無理した頑張りは続かないし、嫌いなことは意志の力で乗り越え続けるのも難しい。
こちらの本、いまの時代の雰囲気によく合ってるとも思いました。
そして、がんばらなくてもいいんだ~とちょっと気持ちも楽になりますよ。
こちらの本を実践すべく、がんばらずに習慣化をうまく使って生活してみようと日々考察しています。決してがんばってはいけません!
どんな習慣化を実践してる?
土曜日なのですが、8:30に実家の母親に電話をすることにしております。
電話終了をトリガーとして、その後の行動が以下のような感じです。
爪切り→トイレ掃除→植物に水やり→玄関掃除→靴磨き→風呂掃除→家計簿入力→食料品買い物
あまり気の進まない掃除関係を一連の習慣化として済ましちゃいます。
そんなこんなで、どれだけ習慣化を極められるか そんなことばかり最近は考えてます。
習慣化で楽に生活して、力を注ぐべき大切なことに時間を割いてじっくり考える そんな生活習慣化できたらいいな~と思ってます。
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