行動デザイナー ションさん日記22.6.22

日記

昨日は東京出張でしたが、先週友人に会おうと連絡をとっていたのに会うことができませんでした。

また東京で会おうと連絡しました。

どうもおはようございます、ションさんです。

以前の記事「忘れ物をゼロに!」→https://mozswedenblog.com/nikki22-6-19/

こちらの記事を見てくれた読者がもうちょっと詳しく知りたいとメッセージをくれました。

あるカウンセリングの場面・・・

読者「私、忘れ物が多くてションさんの記事に興味があるんです」

ションさん「忘れ物をゼロにの記事に興味を持っていただいたのですね」(受容 言葉をそのまま返す)

読者「はい、私ってどうしてもいつも忘れ物をしてしまって学校に行くことが多く、本当に困っているんです。忘れ物をなくそうなくそうと思っていても、駄目なんです。学校に着いてから、あれを忘れた!って気づくんですよ…。」

ションさん「忘れ物をして学校に着いてから気づくのですね。」(受容 要約して返す)


このやりとりはクライエントの語った事柄や経験、事実、状況、考え方などの内容をキーポイントを押さえて、正確かつ簡潔に伝え返すことです。

クライエントの考えを整理し、発言の内容の理解を伝えて、チェックしたり、確認をしていきます。

ほんの少しだけコンサルティングの内容を紹介しました。

ただ技法・テクニックだけではクライエントとは信頼関係が築けません。

信頼関係の土台があって技法・テクニックを使いクライエントを支援・問題の解決を効果的に進めていくんですね。

さて、読者の方からメッセージをもらったので、出張移動中に書籍「習慣超大全」をじっくりと読み返しました。

記事を書くときに一番心がけているポイント「わかりやすく!」書いてみたいと思っています。

「習慣超大全」の内容はかなり奥深いので分かりにくかったら「わかりにくいぞ!」のメッセージおまちしてます。

忘れ物をゼロにするために一番必要なことは何でしょうか…

「絶対に忘れないぞ!」と頭で覚えておくことでしょうか?

結構多くの方々がそう考えているはずです。

ですが、この方法は間違ってるんですね。間違っているから、忘れ物は無くならないんです。

そして忘れ物をして「あ~また忘れた、自分はなんでこんなに物覚えが悪いんだ…」

「忘れないという自覚と意識が足りない!あ~なんて自分は駄目なんだ…」

と自分を責めていませんか。間違った方法で忘れ物をして自分を責める。

私たちは本当に絶対に自分を責めるべきではないのです。

「スマホを見るのがやめられず、本当に自分は意志の弱い人間だ」

「ランニングしようと決めたのに、やっぱり3日坊主…いつも俺は駄目だ…」

「ダイエットはいろいろ試したけど体重は同じまま…私ってなんでいつもこうなの…」

私たちは自分を責めることが習慣となってしまってるんです。

「帰りに牛乳買ってきてって言ったのになんで忘れるの!」

「提出物を来週までにやりなさいって言ったのになぜ終わってない!」

「部屋が汚いけど、自分のものくらい片付けたらどうなの!」

そして他人を責めていないでしょうか。

ですが大丈夫です。全て行動デザインが悪いだけで、自分も相手も悪くないんです。

自分も相手も責めては駄目です。

やる気(ランニング習慣化するぞ)や意志の力(忘れ物しないぞ)は移ろいやすく、あてにできないこと。これだけ知って下さい。

じゃ何をあてにすれば良いか。行為によるきっかけです。

行為によるきっかけとは何でしょうか。

例えば皆さん朝起きたらトイレに行きますよね。このようなことが行為によるきっかけです。

例えばダイエットで有効なレコーティング(毎日体重を測って記録する)が続かない人に是非知ってもらいたいので、こちらを紹介します。

・朝起きてトイレを済ます(きっかけ)→体重計に乗る→用紙に記録する

この時、体重計が別の階にあったり、用紙とペンが準備されていないと続きません。

体重計はトイレ室内に置きます、用紙とペンはトイレのドアに備え付けておきます。

毎朝トイレには行くと思います。行けば体重を測って記録することができます。

これでレコーディングは習慣になるんです。続かない場合は行動デザインができていないということです。あなたは全く悪くなかったし、自分を責める必要も無かったんです。

この時のポイントですが、毎日必ず起こることをきっかけに設定することが大切なんです。

間違った行為によるきっかけとして、「レコーディングをする」とスマホのアラームをかけることや、帰ってきたら「体重を測ってレコーディングをする」などあいまいなきっかけにしてしまうことです。

スマホのアラームの場合は、どこでアラームがなるかが決まっておらず、その時に体重計と用紙がなければ「今日はまぁいっか、明日レコーディングしよう」となって行動が起こりません。

帰ってきたら体重測ることも「あー今日は飲んで帰ってきたし疲れたし~今日は体重測るのはやめ!」となり行動が起こらず終わります。そして翌朝自分を責めるんです(笑)

自分は悪くないんです、自分を責めないで下さい。

ここまで読んでいただいた皆さまには何が悪いかお分かりですね。

行動デザインが悪いんです。

さて、これからは皆さんの生活の中で考えてみて下さい。

続けたいのに続かないこと、やりたいのにやれないこと、行動デザインをじっくり考えてみてほしいです。

必ず続かないポイントがあるはずです。

ションさんの目指すのは「キャリアコンサルタント行動デザイナー」です。

みんな自分を責めすぎだと思います、自分を責めなくて良いことを知って欲しいです。

心理療法の理論ですが、バーンによって提唱された交流分析の哲学的な前提でこうあります。

「人はだれでもOKである(OKな存在である」

「誰もが考える能力を持つ」

「人は自分の運命を決め、そしてその設定は変えることができる」

これらを胸に皆さんの力になっていければと思います。

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