本日は東京出張(日帰り)なんです。いまは新幹線でブログを書いております。
どうもおはようございます、ションさんです。
タイトルの「ぼやっとしてもわかる」ですが、何のことかわかりませんよね。
ションさんのとぼしい表現でこんなタイトルですが、以下説明させてください。
スターバックスのキャラクター、セブンイレブンのマーク、名古屋城、スカイツリーなどなど、街中で見たらすぐにそれと分かりますよね。
では、それを絵に描いてみてください…と言われるとどうでしょうか?
描けませんよね。ションさんも全然描けません。試しにスターバックスのキャラクター描いてみました。
言い訳させてください!スマホのアプリで揺れている新幹線の中で描いたんです汗
さて認識することはできるのに、どうしてここまで描けないのか…?
その理由ですが”人間の脳はその物体を描けなくても、認識だけできれば問題なく生活はできるから”なんです。
もしも全ての物体を正確に描けるくらい脳が細部を覚えていたとしたら、脳はエネルギーを使いすぎて疲弊してしまいます。
脳は省エネルギーで支障なく日常を過ごすようにしているんです。
人の進化の過程で、脳が省エネルギーで過ごすという能力が備わったんですね。
そして狩猟採集の時代、省エネルギーで過ごすということは命に関わったんですね。
例えばソファでポテチを食べながらネットフリックスを1日中、見てしまう。
これは脳の省エネルギー戦略のたまものなんです。
だから皆さんは悪くありません。脳の省エネルギーの戦略だからです。
生命を維持することが一番重要であると脳は理解しているので、家から外に出ず、楽しいネットフリックスを、エネルギーを使わず過ごすことは、生命を維持することと直結します。
ですが、こんな生活を毎日続けていたら病気になりますし無気力になってしまいますよね。
そしてスマホを見続けてしまうことも同様です。
楽しい情報が次から次へと、つまらない動画は指一本で飛ばして興味のある動画を見ては次の動画へ。
気づいたら2時間スマホを触りっぱなし。
このようなことも脳の省エネルギー戦略ですね。
では脳の省エネルギー戦略がなぜ人の生活を堕落させるようなことを仕向けるんでしょうか。
それは長い年月で進化した人間の身体の仕組みが、安全で快適な現代の生活に適応できていないからです。
狩猟採集の時代は飢え、捕食される、怪我などの生命の危険と隣り合わせでした。
そういった生活を何百万年も過ごして人間の体は進化してきました。
そして現代の快適な生活は、たかだか何百年のことです。
人間の体が適応できないのは当然ですよね。
その上で、どうやって生活していけば脳の省エネルギー戦略にとらわれず日常を送れるのか。
スマホを見続けてしまってやめられない時に「これは脳の省エネルギー戦略だな~」と意識するだけで良いんです。
意識ができると対処ができます。人は問題を認識することで改善に向かおうとします。
人は誰でもOKな存在であり、発達して良い方向へと進んでいく存在なんです。
交流分析バーン先生の考え方ですね~
ということでションさんも脳の省エネルギー戦略とうまく折り合いをつけて有意義な時間の過ごし方をしていきたいと思います!
本日もご訪問いただきありがとうございました~
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